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Web運用・改善

ホームページ放置は危険?5つのリスクと今すぐ使える復活チェックリスト

「ホームページ、最後に更新したのいつだっけ…?」——ドキッとした方、少なくないんじゃないでしょうか。

実は、ホームページを放置している会社はかなり多いです。制作会社として累計2,800件以上のサイトに関わってきたシュガープラスにも、「作ってもらったけど、そのまま3年放置してます…」というご相談がしょっちゅう届きます。

結論から言うと、ホームページの放置は「何もしていないだけ」ではなく、気づかないうちにビジネスチャンスを失い続けている状態です。検索順位の下落、セキュリティの穴、見込み客からの不信感——放置がもたらすリスクは想像以上に大きい。

この記事では、ホームページを放置するとどんな問題が起きるのか、なぜ放置してしまうのか、そして今日から始められる具体的な改善ステップまでをまとめました。「うちのサイト、大丈夫かな」と思った方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ホームページ放置が招く5つのリスク

「別に壊れてないし、放置しても問題ないのでは?」と思うかもしれません。でも、ホームページの放置は「壊れていないのに、静かに価値が下がり続けている」という、ちょっとタチの悪い状態なんですよね。

具体的にどんなリスクがあるか、1つずつ見ていきましょう。

リスク1:検索順位がじわじわ下がる

Googleは「情報の鮮度(フレッシュネス)」を検索順位の評価要因に取り入れています。つまり、更新が止まったサイトは「価値が低いサイト」と判断されやすいということ。

競合が定期的に記事を追加したり情報を更新していれば、相対的に自社サイトの順位は押し下げられます。「前は検索で1ページ目に出てたのに、最近見つからなくなった」——これは放置の典型的な症状です。

リンク切れや古い情報が残っていると、Googleは「ユーザーにとって不便なサイト」と認識します(参考:OSIE)。これもSEO評価のマイナス要因になる。

リスク2:セキュリティの穴が放置される

これが一番怖いリスクかもしれません。特にWordPress(ワードプレス)で作ったサイトは要注意です。

WordPressは世界のWebサイトの約40%以上で使われている人気CMSですが、そのぶん攻撃者のターゲットにもなりやすい。Wordfenceの調査によると、2024年に登録されたWordPress関連の脆弱性は8,223件にのぼり、前年から約68%も増加しています(参考:Web担当者Forum)。

本体やプラグインのアップデートを放置していると、古いバージョンの脆弱性を突かれてサイトを改ざんされたり、フィッシング詐欺の踏み台にされたりするケースが実際に起きています。ハッキング被害の多くは「管理不足」が原因で、適切にアップデートしていれば防げたものがほとんどなんです(参考:Kinsta)。

リスク3:「この会社、大丈夫?」と思われる

ちょっと想像してみてください。気になる会社のサイトを開いたら、最新のお知らせが3年前の日付だった。デザインも明らかに古い。スマホで見たらレイアウトが崩れている——。

正直、「この会社、まだやってるのかな…」って思いますよね。

ホームページは、初めてあなたの会社を知る人にとっての「第一印象」。その第一印象が「古くて放置されているサイト」だったら、どれだけ良い商品やサービスを持っていても、問い合わせにはつながりにくい。これは感覚論ではなく、ビジネスの機会損失として実害がある話です。

リスク4:問い合わせフォームが壊れていても気づかない

地味だけど、意外と多いのがこれ。サイトを放置していると、問い合わせフォームが正常に動いているか確認する機会もなくなります。

フォームのエラーでメールが届かなくなっていた、迷惑メールフィルターに引っかかっていた——こうした「サイレント故障」に半年以上気づかなかったという話は珍しくありません。せっかく興味を持ってくれた見込み客が問い合わせを送ってくれていたのに、受け取れていなかったとしたら…考えるだけで冷や汗ものですよね。

リスク5:リニューアル時に余計なコストがかかる

放置期間が長くなればなるほど、いざ「リニューアルしよう」となったときの手間と費用が膨らみます。

サーバーやCMSのバージョンが古すぎて、部分修正ではなく全面作り直しになるケースも。一般的にコーポレートサイトのリニューアル周期は3〜5年が目安と言われていますが(参考:マイクロウェーブクリエイティブ)、適切にメンテナンスしていれば、大規模リニューアルの頻度は下げられます。日々の小さなケアが、将来の大きな出費を抑えるわけですね。

なぜ放置してしまうのか?よくある3つの原因

放置のリスクは分かった。でも、分かっていてもできないのが現実ですよね。シュガープラスにもよく届くお悩みをベースに、放置してしまう「構造的な原因」を整理してみました。

原因1:社内にWeb担当者がいない(いても兼任)

中小企業では、Webの専任担当者がいない会社がほとんど。「総務のAさんが片手間で管理している」「社長がたまにお知らせを追加している」というパターンが多いんですが、日々の業務に追われると、ホームページの更新はどうしても後回しになります。

これは担当者の怠慢ではなく、組織体制の問題。「誰がいつ何を更新するか」が決まっていなければ、放置されるのは当然の結果です。

原因2:更新のやり方がわからない

「WordPressの管理画面を開いたけど、どこを触ればいいかわからない」「変なところをいじって壊したらどうしよう」——こういう不安から、サイトに手を出せなくなっている方もいます。

制作会社に作ってもらったものの、操作方法の引き継ぎがなかった。マニュアルがない。前任者が辞めてパスワードもわからない。こんな状態では更新しようにもできません。

ちなみにシュガープラスでは、WordPress標準で構築したサイトには操作マニュアルをお渡ししています。「まだふんわりしていても大丈夫ですか?——もちろんです」がモットーなので、こういう細かいところも大事にしてるんですよね(シュガープラスのホームページ制作)。

原因3:制作会社との関係が切れている

「作ってもらった会社に連絡がつかなくなった」「管理費が高くて解約したけど、その後どうしていいかわからない」というケースも意外と多いです。

ホームページ制作は「納品して終わり」になりがちな業界構造があります。でも本当は、公開してからがスタート。制作後のサポート体制があるかどうかは、制作会社を選ぶときに必ず確認しておきたいポイントです(参考:Web幹事)。

【保存版】放置サイト復活チェックリスト

「放置がヤバいのはわかった。で、具体的に何から手をつければいいの?」という方のために、今すぐ確認できるチェックリストを用意しました。全部いきなりやる必要はありません。まずは優先度「高」のものだけでも確認してみてください。

【優先度:高】今週中に確認したい項目

  • □ 問い合わせフォームからテスト送信して、ちゃんとメールが届くか確認
  • □ 会社の住所・電話番号・営業時間など基本情報が最新か確認
  • □ WordPressの場合、管理画面にログインできるか確認(パスワードは判明しているか)
  • □ SSL証明書(URLが「https://」になっているか)の有効期限を確認
  • □ サイトをスマホで開いて、レイアウトが崩れていないか確認

【優先度:中】今月中に対応したい項目

  • □ WordPress本体・プラグイン・テーマのバージョンが最新か確認
  • □ 「お知らせ」や「新着情報」の最終更新日をチェック(1年以上前なら要対応)
  • □ Googleで自社名を検索して、表示される情報が正しいか確認
  • □ サイト内にリンク切れ(クリックしたら404エラーになるページ)がないか確認
  • □ 終了したサービスやキャンペーンの情報が残っていないか確認

【優先度:低(でも大事)】3ヶ月以内に整えたい項目

  • □ Googleアナリティクス(GA4)やサーチコンソールが設定されているか確認
  • □ サイトの表示速度をPageSpeed Insightsでチェック
  • □ 競合サイトと見比べて、情報量やデザインの差をチェック
  • □ 今後の更新ルール(誰が・いつ・何を更新するか)を決める
  • □ 保守管理の体制(社内でやるか、外注するか)を検討する

このチェックリストで2〜3個当てはまったら、早めに手を打った方がいいサインです。5個以上当てはまったら、正直なところリニューアルや保守契約の検討をおすすめします。

ホームページを「育てる資産」に変える運用のコツ

ホームページは「作って終わり」の制作物ではなく、「育て続ける資産」。ここでは、無理なく続けられる運用のポイントを紹介します。

月1回の更新から始める

「毎日ブログを書こう!」なんて、いきなりハードルを上げると絶対続きません。まずは月1回、何かしらの情報を更新するところから始めてみてください。

お知らせの追加、実績の更新、スタッフ紹介の写真差し替え——内容は小さなことでOK。大事なのは「定期的にサイトが動いている」という状態を作ることです。

更新ネタのストックを持っておく

「更新しなきゃ…でもネタがない」がいちばん多い悩みだと思います。あらかじめ更新ネタのカテゴリを決めておくと楽になります。

  • 施工事例・制作実績の追加
  • お客様の声の掲載
  • スタッフの紹介や社内イベントの報告
  • よくある質問への回答記事
  • 業界ニュースやお役立ち情報
  • 季節のご挨拶(年末年始・GWの営業案内など)

「ネタがない」のではなく、「ネタに気づいていない」だけというケースが多いんですよね。日常業務の中にこそ、お客様が知りたい情報が眠っています。

保守管理はプロに任せるのも手

WordPressのアップデート、セキュリティ対策、バックアップ、サーバー管理——これらを自社で全部やるのは、Web専任者がいない会社にはかなり難しい。

保守管理を制作会社に外注する場合、一般的な費用相場は月額5,000円〜50,000円程度。サーバー・ドメイン管理のみなら月5,000〜10,000円、コンテンツ更新や軽微な修正を含むプランで月15,000〜30,000円あたりが目安です。

「毎月の保守費がもったいない」と感じるかもしれませんが、ハッキング被害に遭ったときの復旧費用は数十万円に及ぶこともあります。保険と同じで、何も起きていないときほど価値が見えにくいものですが、万が一のときには「やっておいて良かった」と必ず思えるはずです。

シュガープラスでも保守・更新代行サービスを提供しています。セキュリティ対応からアクセス解析、改修提案まで、「作って終わり」にしない伴走型のサポート体制を取っているので、気になる方はチェックしてみてください(シュガープラスの保守・更新代行)。

アクセス解析は「月1回、5分見る」だけでいい

GA4(Googleアナリティクス)の画面って、正直ちょっと難しいですよね。でも、最初は以下の3つの数字だけ見れば十分です。

  • ユーザー数:先月と比べて増えてる?減ってる?
  • よく見られているページ:どのページが人気?
  • 流入元:Google検索から来てる?SNSから?

「見ないこと自体が最大のリスク」という専門家の指摘もあります。完璧な分析じゃなくても、まず開いて見てみる。それだけで、サイトへの意識が変わってきますよ。

よくある質問

Q. ホームページはどのくらいの頻度で更新すべき?

A. 最低でも月1回は何かしらの情報更新を行うのが理想です。お知らせの追加、実績の更新、ブログ記事の投稿など、小さな更新でも構いません。検索エンジンは情報が新しいサイトを評価する傾向があるため、定期的な更新がSEO対策にもなります。

Q. ホームページを放置すると検索順位はどのくらい下がる?

A. 下がり方はジャンルや競合状況によって異なりますが、競合が定期的にコンテンツを更新している業界では、半年〜1年の放置で検索順位が大幅に低下するケースが多いです。特に「地域名+業種」のような集客キーワードは競争が激しいため、影響が出やすくなります。

Q. WordPressを放置するとハッキングされるって本当?

A. 本当です。WordPressは世界のWebサイトの約40%以上で使われている人気CMSですが、そのぶん攻撃者の標的にもなりやすい面があります。Wordfenceの調査では、ハッキングされたWordPressサイトの60%以上がプラグインやテーマの脆弱性を突かれていたとのこと(参考:Kinsta)。定期的なアップデートが最も基本的かつ効果的なセキュリティ対策です。

Q. ホームページの保守管理を外注する場合の費用相場は?

A. 月額5,000円〜50,000円程度が一般的な相場です。サーバー・ドメイン管理のみの最低限プランなら月5,000〜10,000円、コンテンツ更新や軽微な修正を含むプランで月15,000〜30,000円、アクセス解析・改善提案まで含むフルサポートプランで月30,000〜50,000円が目安です。

まとめ

ホームページの放置は、「何もしていない」のではなく「気づかないうちにビジネスチャンスを失い続けている」状態です。

改めて、放置が招く5つのリスクを振り返ると——

 

1.検索順位がじわじわ下がる

2.セキュリティの穴が放置される

3.会社の信頼性が損なわれる

4.問い合わせフォームの不具合に気づかない

5.リニューアル時に余計なコストがかかる

 

逆に言えば、定期的に小さな手入れを続けるだけで、ホームページは「24時間働く営業担当」として確実に育っていきます。完璧じゃなくていい。まずは今日、スマホで自社サイトを開いてみるところから始めてみてください。

「自分の会社のサイト、具体的にどこから直せばいいかわからない…」「保守を任せたいけど、今の制作会社とは合わなくて…」そんな方は、まずは無料相談で状況を整理するところから始めてみませんか?

シュガープラスでは、まだ何も決まっていない段階からのご相談も大歓迎です。「ちょっと話を聞いてみたいだけ」でも全然OK。ホームページのことで困ったら、気軽に声をかけてください。

 

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