コラム

Web運用・改善

“サービスページが読まれていない”と感じたときに見直すべきポイント

「サービス紹介ページを作ったのに、全然読まれていない気がする…」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。実はその原因、コンテンツ内容よりも“見せ方”や“導線”にあることが多いのです。

まずはデータで“事実”を把握する

「読まれていない」と感じたら、感覚で判断せず、Google AnalyticsやSearch Consoleでデータを確認しましょう。

  • サービスページのセッション数は?
  • どのページから遷移してきている?
  • 直帰率・滞在時間は?

数字で現実を捉えることで、どこでユーザーが離脱しているかが明確になります。

見直しポイント①:トップページからの導線

トップページからサービスページまで、2クリック以上かかっていませんか?
リンクが目立たない場所にある、バナーが広告っぽく見えているなど、“気づかれていない”パターンは意外と多く存在します。

対策としては:

  • ファーストビューでサービスを紹介
  • ナビゲーションメニューに明示的に配置
  • 文章内に自然な内部リンクを設置

特にスマホ表示では、最小の操作で到達できる設計が重要です。

見直しポイント②:サービス名が分かりにくい

「オリジナルプラン」「プレミアムコース」など、中身の見えないネーミングはユーザーの興味を引きません。

例えば:

  • ✕:プレミアムパッケージ
  • 〇:SEOと広告に強い集客型ホームページ制作

“誰に、どんな価値を提供するか”が見出しで一目でわかることが重要です。

見直しポイント③:ページ構成が“自分目線”になっていないか

サービス内容をひたすら並べるだけでは、ユーザーは読む気になれません。

大事なのは、「ユーザーが何に困っていて、それにどう応えられるか」を軸に構成すること。

おすすめの順序:

  1. 現状の課題(共感)
  2. サービスの特徴・強み
  3. 導入後のメリット・変化
  4. 導入事例や実績
  5. 料金と導入の流れ

この順番を意識するだけで、滞在時間と読了率が大きく変わります。

見直しポイント④:CTA(行動喚起)が弱い

せっかく読んでもらっても、「で、どうすればいいの?」が分からなければユーザーは離脱します。

CTA(Call to Action)の改善ポイント:

  • 「お問い合わせはこちら」だけでなく「無料相談してみる」などハードルを下げる
  • CTAボタンを複数箇所に配置(ページ上・中・下)
  • フォームが長すぎないか、項目が多すぎないかを見直す

まとめ|読まれるサービスページには“設計”がある

読まれないサービスページには、いくつかの共通点があります。

  • リンクが目立たない
  • ネーミングが抽象的
  • 構成が自社目線
  • CTAが弱い

逆に言えば、これらを一つずつ見直すことで、驚くほど成果は変わります。

シュガープラスでは、単に文章やデザインを整えるだけでなく、“戦略設計”に基づいてページを改善しています。

「せっかく作ったページが活きていない」と感じている方は、一度その構造から見直してみてはいかがでしょうか。

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